全部育てたい。
でも、全部は育てられません。
今、うちのバルコニーやリビングでは、ちょっとした「たまご祭り」が始まっています。
朝、水槽をのぞくと、また、たまごがついています。
次の日にのぞいても、また増えています。
見つけるたびに、やっぱり嬉しいです。
命がちゃんとつながっていることを感じます。
今年生まれた針子や稚魚も、少しずつ増えてきました。
針子というのは、メダカの赤ちゃんです。
水面をよく見ないと、そこにいることさえ分からないほど小さいです。
その子が、昨日より少し大きくなっています。
餌への反応も、少しずつ変わっていきます。
そんな小さな変化を見つけるたびに、
「今日もちゃんと育っているな」と安心します。
ただ、嬉しいことばかりでもありません。
たまごを回収すれば、見守る命が増えます。
針子が生まれれば、また器が一つ増えます。
気がつけば、朝にのぞく場所も、夜に確認する場所も増えていました。
時間も、場所も、そろそろ限界です。
たまごも採りたい。針子も育てたい。
稚魚が大きくなるところも見届けたい。
できることなら、全部育てたい。全部、可愛いから。
でも、全部はできません。
これ以上数を増やすよりも、今ここにいる子たちを、きちんと育てるほうに手をかけたほうがよいのかもしれない。そんなことを考えています。
増やせるから、増やす。
できるから、全部やる。
それが、いつも一番よい選択とは限りません。
増やさないこと。
手を広げないこと。
今あるものに、時間を使うこと。
それも、大切にする方法なのかもしれません。
これは、メダカだけの話ではない気がしています。
仕事も、趣味も、人との関係も、増やすことばかり考えていると、今あるものを見失ってしまいます。
何に注力するのかという【選択】と【判断】、これが大事なんだと思いました。
とはいえ、今日は話を大きくしすぎずに、小さな水槽の前で迷っているぼくの声を、そのまま置いておきます。
今回の音声では、たまご祭りの朝と、2026年生まれの針子や稚魚について話しました。
そして、今いる子たちを、これからどう育てていくのか。
まだ答えが出ていない迷いも、そのまま話しています。
家事や仕事が一段落した時間に、ゆっくり聴いてみてください。
Spotifyで聴く方はこちらです。
あなたにも、「増やすこと」よりも「今あるものを大切にすること」へ、舵を切った経験はありますか。
よければ、返信やコメントで聞かせてください。
今日のところは、メダカの話だけで。
ありがとうございました。









