【情熱子育て対話室】「会話」さえあれば大丈夫。あんなに悩んだ息子たちの兄弟げんかを、愛おしく振り返る。
初めに・・・下記文章は2025年11月22日にnoteにて公開した内容です。
当時の僕の心情や文脈などをそのままお伝えしたかったので、編集は一切かけておりません。ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
「情熱子育て対話室」へようこそ。ヒロのしんです。
子育てにおいて、子供たちの「会話」に耳を澄ませる瞬間は、何物にも代えがたい喜びです。
しかし、その「会話」が「口げんか」、さらには冷戦状態に変わってしまうのが、兄弟げんか。特に、心も体も大きく成長し、それぞれに複雑な事情を抱える中高生になると、その悩みは深刻です。
「兄弟ケンカは家の中を暗くする」
これは、僕がかつてnoteに綴った言葉です。
参考記事↓
父親弁当&昼食コレクション@6月23日【兄弟ケンカは家の中を暗くする】
我が家でも、弟くんが「お兄ちゃんがうるさい」と一方的にムカつき、兄にも兄の言い分がある、そんな状態に陥ったことがありました。
親としては、本当に頭が痛い。どうにかしてこの状況を解決したい。
その時、親がすべきことは何でしょうか。
1.まずは「間に入る」会話。それぞれの言い分を聴く
兄弟げんかの最中、二人は忙しい毎日の中ですれ違い、一緒に食卓を囲むことすらままなりません。家の中の空気は重くなるばかり。
僕は、父親として「橋渡し役」になろうとしました。
まずは、弟くんの言い分をじっくりと聴きました。
「塾に行っていない平日の夜、勉強する間だけでも静かにして欲しい」 具体的な時間指定まで出てきたその要求は、彼なりの「折衷案」でもありました。
それを兄に伝えると、「わかったよ」と一言。
参考記事↓
父親弁当&昼食コレクション@6月24日【兄弟ケンカの仲裁も会話が大切】
これで一件落着……でしょうか?
いいえ、違います。
僕は、弟くんの「言い分」は聞きましたが、お兄ちゃんの「気持ち」をまだ聴けていませんでした。
だから、改めてお兄ちゃんと話し、彼の気持ちを聴こうと決めました。
親がすべきことの第一歩は、「間に入る」会話。
どちらが正しいかを裁くのではなく、まず両方の言い分、そしてその裏にある「気持ち」を、個別にでもしっかりと聴くことです。
2.最終形は「一緒に話す」会話。親は聴き役に徹する
親が間に入って仲裁することは大切です。
しかし、それはあくまでも一時的なもの。
僕が思う「親がすべきこと」の最終形は、やはり「会話」しかありません。
それも、親が主導するのではなく、兄弟同士が「一緒に話す」会話です。
以前、こんなことがありました。 久しぶりに父子三人で食卓を囲むことができた夜。
その日の主役は、僕ではありませんでした。
大学生のお兄ちゃんが、自分の経験したこと、考えたことを、弟くんに語りかける。弟くんは、それを真剣な表情で、そして時には笑顔で聴いている。
参考記事↓
父親弁当コレクション@11月6日【親子会話以上に兄弟会話】
僕は、ただ聴くだけ。 でも、それが最高に幸せな時間でした。
「親子の会話って大事。けど、実はそれ以上に兄弟姉妹の会話ってもっと大事なのかも。」
そう強く感じた瞬間です。
いつか親が先立った後、この世に残されるのは兄弟二人。
その時に、二人で協力し、相談し合い、お互いを思いやって生きていってほしい。
あの夜の二人の会話を聴いて、僕は「大丈夫だ」と確信しました。
結論:親は「会話」の環境をつくる人
中高生の兄弟げんか。それは、親にとって大きな試練です。
しかし、親がすべきことは、無理やり答えを出すことではありません。
まずは、「間に入る会話」で、お互いの気持ちを丁寧に解きほぐす。
そして、最終的には兄弟同士が「一緒に話す会話」ができるよう、辛抱強く見守り、時にはそっと食卓のような「場」を整える。
お互いの思いや考えをしっかりと伝え合う「会話」さえ交わせば、きっと何かしらの解決は見出せる。
かつて父子3人で暮らしたあの日々。
僕は子供たちの「会話」に必死に耳を傾けながら、
いつもそう信じていました。
今、兄は東京で、弟はここ関西で、それぞれ社会人として自分の道を歩んでいます。
家族が揃うのは、お兄ちゃんが帰省する年に数えるほどの、わずかな時間だけです。
あの頃あれほど頭を悩ませた兄弟げんかも、他愛のないやりとりも、一緒に食卓を囲んだ時間も……。
今となっては、父子3人で暮らしたあの時間のすべてが、どうしようもなく愛おしくてたまりません。
子育ての真っ只中にいると、嵐のように過ぎていく日々に余裕がなくなってしまうかもしれません。
でも、あの時ぶつかり合いながらも「会話」を諦めなかった日々が、きっと今の、そしてこれからの家族の形を支えてくれている。
離れて暮らすお兄ちゃん、そして今年から社会人となり、大人の表情を見せるようになった弟くんの顔を思い浮かべながら、今、あらためてそう感じています。
今日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
笑顔が一番!!
スマイル!スマイル!スマイル!



